シンク周り・排水口

シンク内側の水アカやぬめり取りはもちろん、蛇口など細かい部分まで掃除します。排水口は専用洗剤と道具でぬめりを完全除去します。所要時間は約2時間～です。

換気扇・レンジフード

取り外せる部品を外して、換気扇内部の洗浄、部品のつけ置きや組み立て、拭き上げなどを行います。頑固な油汚れを取り除き、換気効率が向上します。所要時間は約2時間～です。

ガスコンロ

天板の油汚れの掃除から五徳の焦げ落とし、魚焼きグリルの引き出し・受け皿・網の洗浄まで行います。所要時間は約1時間半～です。

壁面

壁面は調理の際の油はねが気になる部分です。汚れがひどい部分は専用洗剤を使ったり、細かい部分は洗剤とブラシで擦ったりして清掃します。

戸棚・収納棚

キッチンの戸棚も、はねた油やホコリで意外と汚れているものです。素材に合った洗剤で表面の汚れを浮かせて拭き上げます。

油汚れ

調理に使った油の粒子は広範囲に飛び散ります。揚げ物を作らなくても、少量の油を使うだけで油が水蒸気とともに広がり、油汚れの原因となります。キッチンでは特に換気扇やコンロ、床などの油汚れが目立ちやすいです。

水アカ

水道水に含まれるカルシウムやマグネシウムなどのミネラル成分が固まり、水アカとなります。水を使うシンクや蛇口の周りに発生しやすく、放置すると頑固な汚れになって取れにくくなります。

食品カス

調理中にこぼした野菜の切れ端、肉や魚のドリップ、飛び散った食材などの汚れもキッチンが汚れる原因の一つです。溝や隙間などの食品カスを少量だからといって放置すると、素材がこびりついて落としにくくなります。

カビ

キッチンは水分が多く湿度も高いため、カビが発生しやすい環境です。キッチンに多い黒カビはタイルの目地やパッキンなどに発生しやすく、放置すると除去するのが非常に難しくなります。

ぬめり汚れ

ぬめり汚れの主な原因は細菌やバクテリアです。排水口や三角コーナーなどに雑菌が繁殖してぬめり汚れになりやすく、嫌な臭いの原因にもなります。

悪臭の原因になる

キッチンの排水口やコンロなどの汚れを放置すると、雑菌やぬめりが発生して悪臭を放つようになります。臭いがこびりつく前に早めにクリーニングを行いましょう。

換気扇の機能が低下する

換気扇に付着した汚れの重みでファンが回転しづらくなり、換気能力の低下につながります。換気扇が機能しなくなるとさらに油汚れがひどくなり、カビも発生しやすくなります。また、換気扇の異音や故障の原因にもなります。

害虫が発生しやすくなる

油汚れや食品カスは、害虫をおびき寄せる原因となります。汚れをエサにして害虫が繁殖すると、食中毒の原因になる場合もあるため注意が必要です。

火災の原因になる

汚れがレンジフードに蓄積すると熱がこもりやすくなり、こもった熱が原因で火災が発生するおそれがあります。また、コンロ周りや調理器具に残った油汚れや食品カスに着火して、火災が起こる危険もあります。

全体的にクリーニングする場合

換気扇・コンロ・シンクなど、全体的なキッチンクリーニングを行う場合は、50,000円程度が相場といわれています。排水管の洗浄などをプラスする場合、さらに5,000円～15,000円程度追加されます。

部分的にクリーニングする場合

キッチンクリーニングは自分で行い、掃除が難しい箇所だけ業者に依頼する方も多いはずです。「換気扇だけ」「コンロ周辺だけ」など部分ごとの場合、各15,000円～20,000円が目安といえます。

クリーニングの対象範囲

業者によっては、基本のプランに含まれる範囲が異なります。一般的には、コンロ周辺・シンク・排水口・調理台などが基本プランに含まれていることが多いです。レンジフードや魚焼きグリルなど、他にも掃除してほしい箇所がある場合は、オプション追加になるのか、料金はいくらなのかなどをチェックしておきましょう。

大手か個人か

キッチンクリーニングに対応する業者には、全国に支店を持つ大手の業者と、地域に根差した個人の業者があります。大手であれば実績が多く、安心して依頼できます。費用を抑えたい場合は個人がおすすめです。

見積もりの有無

規格の料金設定だけでなく、範囲や汚れ具合に応じてきちんと見積もりを出してくれる業者であれば、事前に料金を把握できるため安心です。クリーニングにかかる料金はもちろん、駐車場代などその他にかかるお金についても確認しましょう。

柔軟な対応

接客や作業の丁寧さはもちろん、キッチンクリーニングの対象範囲や対象地域、スケジュールなどにおいて柔軟な対応ができるかどうかも業者選びのポイントです。仕事・育児に忙しい方や急な来客がある場合、即日対応が可能な業者なら安心して任せられます。